今回のユニットは、クラス〈キョンシー〉の【屍仙道士スーシェン】です。
実装当時は、その多方面に圧倒的な性能から、おっそろしい壊れユニットでした。
当時、初キョンシーのレイメイがプラチナとは思えない攻撃性能を誇っていたので、ガチャ産ブラックともなれば相当だろうと噂されていました。で、ふたを開けてみれば、予測をさらに上回る有能さで驚きを持って迎えられた記憶があります。
(たしか実装時期が近かった)金ちゃんやレミィと共に、当時のインフレの象徴のようなキャラでした。
2021年現在も多少は存在感が薄れたとはいえ、十分に強ユニの一角に位置します。
辛い過去とふんすなポンコツのギャップも魅力で、第三回人気闘兵では見事1位に輝きました。
総合評価 :★★★★★
同レア内評価 :★★★★★
同クラス内評価 :★★★★☆
無課金向け評価 :★★★★☆
イラスト担当は、イット先生。鬼刃姫も担当なさっています。
覚醒前からブラックの貫禄があります。無口系の瞳と中華風ドレスが素敵です。
特徴
- クラス(第二覚醒):屍霊仙
他ユニットからのHP回復を受けられない
防御力と魔法耐性を無視する攻撃
非ブロック時、遠距離攻撃を行う
敵をブロック時、攻撃力と防御力1.3倍
常に50%の確率で攻撃を無効化
こちらの分岐は、第一覚醒からの正統進化。(うちのふんすはちょっと重いですが、下限14です)
基本的に回復を受けられないキョンシーにとって、50%での攻撃無効化は大きな安心材料。とはいえ、猛攻にはとても耐えられないので、なるべく攻撃を受けないようにという運用方針は変わりません。ブロック時のステータスUPもおまけと考えましょう。
別分岐と比較してステータスも高いですし、基本的にはこちらの分岐がオススメです。
デメリットは撤退での時止めタイミングがランダムになることです。超高難易度のマップともなると結構ガチガチに戦術を組み立てる必要があるので、その場合は、別分岐か他の時止めユニットに頼りましょう。
- クラス(第二覚醒):仙境屍人
他ユニットからのHP回復を受けられない
防御力と魔法耐性を無視する攻撃
非ブロック時、遠距離攻撃を行う
自身への攻撃を肩代わりし防御力無視の遠距離攻撃が可能なトークンを使役
こちらの分岐はダメージ肩代わりトークンが使用できます。
キョンシーにはありがたいトークンですが、配置枠を取られるのでイマイチかと思います。
他、これといった特徴なし。強化はよ。
- アビリティ
黄泉の雷:
自身が死亡した時 撤退として扱い、周囲の敵にダメージを与え動きを止める
(覚醒)跳肢操屍術:
1体のみ配置可能なトークンを使役
自身またはトークンが死亡時、周囲の周囲の敵にダメージを与え動きを止める
自身が死亡した時撤退として扱い - (通常)轟雷葬:
射程1.4倍 遠距離攻撃に専念し、範囲内の敵3体まで同時に攻撃
自動発動 + 効果時間無限
初動:1秒 / 再動:70秒
(覚醒)昇雷の霊符:
永続的に攻撃力1.6倍
最大HPが半分になる
終了後「轟雷葬」に変化
初動:5秒 / 再動:55秒 - 好感度ボーナス
HP +450 攻撃力 +180
攻撃力 +90 (150%)
スーシェンのここが強い
- 役割モリモリ。クラス・アビ・スキルの説明に強いことしか書いてない!( ・`ω・´)
近接遠距離。貫通。マルチ攻撃。永続スキル。時止めトークン。自身も時止め。
置いとくだけで強いし、撤退するときも仕事してくれるとか有能すぎ
スーシェンのここがポンコツ
- もろい(´・ω・`)
元々回復を受け付けないキョンシーですが、スーシェンの場合は覚醒アビを使うと、最大HPが半分になってしまいます。これはかなり痛いですね。
最近では水着シルヴィアのスキルやメルアビス等々、アンデッドの回復手段がちらほら出てきたので、多少はキョンシーの継戦も維持しやすくなってきたのですが、さすがにHP半減されてしまうとね。
使用感
二覚絵は無しです。人気キャラなのでぜひ実装してほしいです。
(絵師様は商業引退なさったと風の噂で聞きましたが。。。どうなんでしょう)
実装当時は、破格の攻撃性能とトークンと合わせて3回の時止めで、環境を席巻しました。
現在は純粋なダメージソースとしての地位は低下しつつあり、時止めを活用した便利枠に移行しつつある印象です。
ただ下限14という軽さから、アタッカーとしてのコスト比は未だ抜群なので、英傑の塔でよく採用されています。ヒーラー不要なのも〇。
かつての壊れキャラも実装から時が経ち、中堅~強キャラ辺りに落ち着いています。それでいてゲームバランスが維持されていて、かつもっと古参のユニットも調整で救済されているので、アイギスの運営は本当に頑張ってくれていると思います。
そろそろ覚醒アビのデメリットは緩和してくれても良さそうですけどね。
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